腐女子が二次創作について語るブログ

二次創作に関する愚痴とかお悩み相談とか小説の書き方のついて書いています。

義務じゃないことは無理しない

マシュマロ回答まとめです。

【メッセージ】
抹茶ぷりんさん、はじめまして。
わたしは某人気乙女向けゲームの二次創作をはじめてから7年になりますが、支部等を見ているとかなり上手い書き手さんがいて驚きました。
しかし、比較はしません。
なぜなら、それぞれ違う解釈や妄想でその作品をみなさんご愛しているからです。
自分の萌えを満足させられるのは自分だけだと気づくのに長い時間がかかりました。
これからも色々と自分の萌えを満足しようと創作活動を頑張りたいと思います

【回答】
こんにちは。
素敵な考えですね。
嫉妬や自信のなさに苦しむ人がみんなその境地にたどり着ければいいのになぁと思います。


【メッセージ】
こちらからの一方的な好意だとわかっていても、自分の感想がログインボーナスみたいに扱われて催促されるのがキツいです。

【回答】
キツいと思うなら、やめてもいいんですよ。無理することはありません。


【メッセージ】
いつもツイートやブログを深々と頷きながら拝見しています。
先日の「ツイッター上での字書きの人権の無さに……」のマシュマロを拝見し、思わず筆を執ってしまいました。

私はとあるマイナージャンルのマイナーCPで小説を書いています。ジャンル自体が絵描きに対して小説書きの母数が少なく、反応や評価も推して知るべし、といった具合です。
また、私は地の文の情景描写や心理描写が得意な作風なのですが、ジャンル内でそれなりに反応の多い方々の作風は、多数のキャラが登場する会話中心の展開(いわゆるラノベ文体)が多いように見受けられます。
書経験や、日本文学や日本語文法を学ぶ機会は、人より多く経てきた自負があります。その上で、自分で及第点をあげられる程度の小説は書けていると思っているので、要するにそういうのがウケがいい界隈なんだな、と納得しています。

とは言え、幸いなことに、私は同CPの神絵師と非常に仲良くさせて頂いています。創作におけるCP観やキャラ解釈が近く、拙作を評価してくれる貴重で稀少な存在です。
性格的にも馬が合い、プライベートでも交流している良好な関係です。
おかげで活動のモチベを保てており、彼女の存在に救われています。この点は本当に幸運だと実感しています。

ただ、神絵師にすり寄るために、私をダシにしているかのような人がおり、それに関しては辟易しています。
私の作品に対しては、形式的にRT・いいねをしてはくれますが、直接または空リプで感想を述べることはありません。しかしその人は、前述の神絵師の私の作品への感想ツイートに対しては、毎回いいねをつけています。
そればかりでなく、私と神絵師がリプで会話をしている際も、神絵師のリプにのみいいねをつけて、自身も空リプで「わかるううぅぅぅ!!」といった黄色い歓声を上げています。
当然、神絵師の作品がアップされたときには盛大に褒めそやし、一人で祭りのごとく盛り上がっています。
神絵師を褒め称えるのはいいのですが、私達の会話に首を突っ込んでまですり寄ろうとするのは勘弁してほしいです。あからさまに私を軽んじているのが見え見えで、そうまでして神絵師ヨイショしたいのかと、いっそ憐れです。私達は互いのCP観と創作への共感で繋がっているのに。
神絵師にかまってもらえることがステータスとでも思っているのでしょうか。

【回答】
こんにちは。
神絵師さんと仲良いのうらやましいです。
でも神絵師さんにすり寄ってくるその人はちょっと気にさわりますね。きっと周りが見えていないんでしょうね。
確かに神絵師さんに構ってもらえるのはステータスですよ。きっとあなたと神絵師さんの仲を羨んでいるのでしょう。


【メッセージ】
抹茶ぷりんさん、こんにちは。
とあるマイナージャンルの字書きです。今いるジャンルには字書きは私ともう一人しかいません。
そのもう一人の字書きさんとは相互で時々お話もするくらいの間柄なのですが、先日彼女が更新したお話を見てびっくりしました。私自身も同じようなお話を書こうと考えていたからです。
ただ私はどこかで「こんなお話を書こうと思ってる」と言った訳でもなく、詳細が詰められていなかったのでアイディアをメモする程度でした。
そういった状況なのでパクられたとはさすがに思わないですし、原作ゲームをプレイしていればある程度の人が考え付くような内容といえばそうなのですが、なんだかもやもやとしたものが胸に残って消えません。
私もそれ書こうと思ってましたー!なんて言ったって相手も反応に困るでしょうし……
同じネタで彼女の作品を越えるものが書けるとも思えず、でも書きたかったのに何も書かずにいるのもなんだかなぁと言った感じです。
悔しいやら悲しいやら……誰も悪くないんですけど、やりきれないです。こういうときってどうしたら自分の気持ちが楽になるんですかね。

【回答】
こんにちは。
それは悔しいですよね。先を越されちゃいましたね。
お気持ちはわかりますが、どうにか気持ちを切り替えて、別の作品を書くのがいいと思います。がんばってください。


【メッセージ】
抹茶ぷりんさん
こんにちは。今年数年振りに字書きに復帰した者です。贅沢な悩みなのかもしれませんが……
作品をTwitterにあげるようになって数ヶ月経ち、最近は公開するとポツポツと感想リプを頂けるようになってきました。ですが、正直それに返信するのが面倒だなと思ってしまいます。
感想を頂けるのは嬉しいですしありがたいと思います。そして感想が全くつかないと「今回はあまり良くなかったのかな……」などと思ってしまいます。
でも返信する文章を考えるのに時間も頭も使わなくてはならなのが割と苦痛です。わたしにとっては人との文章でのコミュニケーションは、作品作りとはまた違った神経を使うといいますか、疲れるんです。Twitterの字数制限もより頭を悩ませます。
とは言ってもそんなに沢山感想が来る訳ではなく、ただ単にわたしのキャパが狭いだけですが……(二、三人から同時に来るだけでパニックです)
返信しないのはさすがに失礼だと思いスルーしたことは今までありませんが、返信しないでSS書きたいと度々思ってしまいます。もう既に失礼ですよね……
どうしたらもっと楽に返信に臨めるのでしょうか。

【回答】
こんにちは。
「ありがとうございます」の一言だけでいいと思いますよ。
感想のお返事を書かないという人もいるので、負担になるのなら一切書かないというのも手です。時々ツイッターなどで「一件一件お返事書けませんが、感想ありがとうございます」とでも書けば感謝の気持ちはつたわると思います。
感想をくれた人も、自分が感想を送ったせいで作者さんに負担や手間を強いているのなら、本末転倒だと感じるでしょう。無理して返事を書く必要はないんです。


【メッセージ】
こんにちは、抹茶ぷりんさんはじめまして。いつも楽しくツイート拝見しております。
実は少し気になったことがあったのでマシュマロ送らせていただきます。

以前「長編小説は12万文字以上、中編は4〜12万文字…」とマシュマロの回答にておっしゃっていましたが、あれは400字詰めの原稿用紙による計算ですよね。長編の場合400字×300枚で12万文字だと、改行などを含めると実際の文字数は10万文字ほどになるはずです。
そのようなことは承知の上でお話しされていると存じますが、マシュマロの送り主さんは支部などで目にする実際の文字数基準でお話しされている気がしたので、そこのところのずれにひっかかりを覚えました。
ツイッターをざっと検索してみても、小説を実際の文字数で数えている様子の人が「長編12万文字なんて…」と嘆くツイートが散見され、10万文字でじゅうぶん長編だと思っている身としては、そこまでハードル上げなくても…などと無駄に心配してしまいます。
新人賞の募集要項などはいまだに原稿用紙換算なのに、支部などは実際の文字数しか出ないので、余計そのあたり、混乱をきたしている気もします。
たいした問題ではないのですが、ちょっと気になったので質問させていただきました。抹茶ぷりんさんのお考えを聞かせていただけるとうれしいです。

それでは、寒い日が続きますがどうかご自愛の上、良いお年をお迎えください。

【回答】
こんにちは。
すみません、おっしゃるとおり原稿用紙換算で書いていました。改行のことは頭から抜けておりました。そうですよね。改行も含めた文字数だと支部などの文字数より多くなってしまいますよね。
大変失礼いたしました。
でも、趣味で書いている小説なら、どこからが長編とかいうことにこだわらず、自分の書きたい物語に適した長さで書ければいいのではないかと思います。


【メッセージ】
こんにちは。当方小説書きです。
感想が貰えないとかそれ以前に、作品が閲覧されていない、もしくは自分の存在がジャンル内で認知されていないという状態でつまづいています。
SNSでの交流も下手(相互さん相手でもリプを送るのがはばかられる、マシュマロでしか話しかけられない)なので、なかなか自分から踏み込むきっかけも起こせません。
だってどこの誰とも知らない自分が相互さん(神作家)に気軽にリプとか親しげなことをしたら、その方をフォローしている他の方に「なんだこいつは」とか思われそうじゃないですか…?そう考えると、やっぱり声をかけるのは匿名ツールの方が気が楽なのです…
せめてなぁ、読まれてほしいなぁとあわーく、ぼんやりと願ってます。
身も蓋もない文章ですみません、すこしでも気を楽にしたく利用させていただきました。

【回答】
こんにちは。
お気持ちはとてもよくわかります。
私もコミュ障なのですが、思い切ってSNSで神絵師さんに感想を送ったりしているうちに、作品に反応してもらえるようになりました。周りがどう思うかはこの際考えずに、まずは交流のきっかけとして声をかけてみてはいかがでしょうか?
狭い界隈だと特に、交流なしだと反応がもらえないことも多いです。








書きたいものを書くしかない

またまたマシュマロ回答まとめです。

【メッセージ】
こんにちは。もう随分気持ちがくすぶっているので意味不明な文章を送ってしまうかもしれません。ごめんなさい。

私は感想を書くのが大好きです。毎回、というわけにはいきませんが、好きだ!と感じた作品には必ず感想を送っていました。もちろん自分が好きだから送るのですが、喜んでもらえるようにという気持ちも入っています。人間ですから、良く見られたいという気持ちから、相手により喜んでもらえるような工夫をこめて感想を書いていました。
たぶん例のブログや某垢の影響かな、と思うのですが、最近TLで感想に関するお話がたくさん流れてきます。その中で「長文は媚びを売っている」「大手さんに好かれようと必死な奴見ると嫌になる気持ちわかる」という文面も見かけました。感想を書く人だって人間です。同じ作者さんだからといって出される作品全てが心に刺さるわけではありません。反対に自分の好みにドンピシャするものばかり挙げてくださる作者さんもいます。しかし、他方にばかり感想を送ればもう片方を傷つけてしまうんじゃないかと思うと怖くて筆が動かなくなります。感想は媚びを売っていると思われたくないので匿名ツールを使っています。それでも文面から特徴を掴むことができるようで認識されることは多々あります。ただ好きで、その気持ちをお伝えしたい、作品をうんでくださったことにお礼を言いたい。それだけなのに、認知されると媚びだと思われたり、感想を書かないときがあれば遠まわしに要求されるようになったりして、ついには感想を書けなくなってしまった作者さんがでました。いけないと思いつつ。でも、そうやって感想外のところで変に怯えて、感想を出す回数や宛先を調整したりしている私ってなんなんだろう、と思うようになって今ではまったく感想が書けなくなりました。見返りを求めているわけではないのに、当然のように消耗されることが辛い。作品ではなく作者さんの機嫌をそこねないよう感想を操作するのが辛い。傲慢で欲深い感情です。書いている今も自慢にしか聞こえなくて自分の言葉が嫌いになる。好きな作品にであっても感想が書けない。書きたくない。どうしたらいいんでしょう。支離滅裂な文章を、しかもこんな身勝手で独りよがりなことを書いてしまってごめんなさい。いっそばっさり切ってください。

【回答】
お返事大変遅くなって申し訳ありません。
あなたのような人がいるおかげで、創作者は救われています。でも、いろいろ考えてしまってつらいのでしたら、感想を書くのをやめてしまってもいいと思います。義務に思う必要はありません。書きたいときに書く、それだけで余計なことは何も考えなくてすめば良いのですけれどね。
匿名ツールでも特定されることがあるのですね。でもわからないように文体を敢えて変えたりするのも面倒でしょうし……。気にしないのが一番なんですけど、気になってしまいますよね。


【メッセージ】
はじめまして、抹茶プリン様のブログを読む中で共感できる部分が多くあり、何度も頷きながら読み進めました。私はジャンル移動を重ねながら好きなCPを見つけたらとことん小説を書く腐女子です。文字書きとしてもうすぐ10年目を迎える今、自分の作風をわかっていませんでした。ただ、今年ハマったCPでたくさん書いたり他の方の作品を読んだり、作品を通して繋がった方からの感想をいただくうちに、自分が上手に書けるものが見えたような気がしました。今思えば、その感情を胸の内におさめてひっそりと書けばよかったと思います。
同じCPを書く方のあげた新作を読んだ時、よかったですという感想と一緒に、自分の書きたいものが何かを気づかせてくれてありがとうという報告のようなリプをしました。今思えば、純粋にその作品の良かったところだけを伝えればよかったと自分の発言が愚かだったと痛感しています。
その方からはブロックをされ、傷つけてしまった相手側も暫くすると、気持ちを切り替えていました。一方私は、その方の名前も作品も見ることができなくなりました。その状況を作ったのは自分なので、その方とも作品とも、二度と関わらないようにしようと心に決めました。
抹茶プリン様。おそらく、私がしたことは馬鹿だとお思いかもしれないです。今後も、自分の発言に責任を持って話さなきゃいけないと思いました。また、同ジャンルで好きなものを話す相手との付き合い方も変えた方がいいのかとも考えています。
ただ、気になっていることがあります。作品として見た時、私と相手なら、相手の方の作品は人物や事物の描写が丁寧で、繊細で綺麗なもので、もちろんブクマも多くされていて、一方私の作品は拙い部分が多くありブクマ数など到底及びません。
相手と最初は、互いにあげた作品をいいねしあったり読んだら感想を言い合ったりしていました。ブロックをされた今、最近その方から私の作品へいいねやRTが無かったことに気づきました。見たよという証でいいねやRTが欲しいと言われれば、やはり欲しいものです。ですが、憶測にすぎませんが、文字書きとして同じCPを書く立場として、自分には書けないものを相手は書けることに気づいた時、いいねなどできなくなるのでしょうか。素直に作品を楽しめなくなるのでしょうか。
長文になり申し訳ありません、お返事お待ちしております。

【回答】
お返事大変遅くなってすみません。
まず、
>自分の書きたいものが何かを気づかせてくれてありがとうという報告のようなリプ
こういうのは、嫌がる人もいますね。
でも創作をする者同士だと、ついついそのようなことを書いてしまいがちですよね。
感想を書くときは書き手でも読み手に徹して書くのがベターだと思います。
いいねやRTは、あまりしない主義の人もいるみたいなので、深読みすると自分がつらいだけです。ほんのワンクリックのひと手間ですが、しない人はしないんです。
ちなみに私は自分には書けないタイプの作品にこそいいねをしてしまいます。嫉妬しても評価は別物です。皆が皆そうとは限りませんが…ご参考までに。


【メッセージ】
はじめまして! 匿名から失礼します。

質問内容は「ジャンルの違う掌編小説をpixivにupしていいか?」です
質問がこのマシュマロに適していなければ申し訳ありません。

詳しく説明すると、
約3年前に500~2000字程度の掌編小説(クロスオーバー)を三件ほどpixivに上げた。有難いことにどの作品も100以上の♥️(ブクマで合ってますか?)をいただき、約50人にフォローされた。その後、勉強やらジャンル移動等が理由で二次創作小説を全くupしなかった。しかし最近、旬ジャンルの夢cpにハマり、2000字程度の夢小説を書いた。

その作品をupしていいか? 
フォローした人はガッカリしないか? 
というか、自分自身「3年前に書いたシリーズ、ちゃんと終わらせてないのに新しいジャンルの作品を書いて良かったのか? もっと前シリーズを書いて終わらせてから新ジャンルを書くべきでは?」と思っている どう決着をつけるべきか?

長文乱文、失礼しました。全ての質問に答えていただく必要はありません。なにか一言いただければ幸いです。

【回答】
お返事大変遅くなってすみません。
好きなときに好きな作品をアップすればいいと思いますよ。しょせん趣味の活動です。私もジャンル変わったときは開き直って、未完のものがあっても放置して自分が今書きたいものを優先してしまっています。


【メッセージ】
はじめまして。今話題のおけぱ漫画の最新話の中で主人公が800字縛りの100本ノックで練習する姿が描かれていました。私はそれを見て、そりゃするよね〜私も毎日書いているし〜と思っていたら周りはしていないようなのです。凄い!尊敬!で溢れたTL。いやいや、練習するのなんて当たり前でしょ…練習は人に見せないでしょ…とドン引きしているのですが、どう思われますか?

【回答】
お返事大変遅くなってすみません。
私は練習してないですよ。
人それぞれではないでしょうか?
お仕事が忙しくて毎日書く時間が取れない人もいるでしょうし。
努力ができないタイプの人も世の中にはたくさんいます。
他人の努力に対して尊敬の眼差しで見るのは悪いことじゃないと思いますよ。


【メッセージ】
こんにちは。ただの愚痴です。いくら起承転結に気を使ったり、キャラの性格を変えないようにしたり、展開をすごく考えたりしても全然評価は貰えず、そもそも読んですら貰えなくて、支部ではただ過激にヤったモノ勝ち!みたいなのに何千もブクマがついていてつらくなってしまいます。

【回答】
お返事大変遅くなってすみません。
本当にそうですよね!
共感します。
支部のブクマ数なんて本当に当てになりません。わかってはいても、つらいですね。


【メッセージ】

抹茶ぷりんさん、初めまして。最近2次創作で小説を書き始め、どうしたら上手くなるかと色々検索しているうちに抹茶ぷりんさんのブログに行きつきました。
私が小説を書いているジャンルに、とても実力のある方がいらっしゃいます。文章力、表現力、キャラ解釈、萌え要素、どれをとっても最高で、その方の作品を読むと本当に幸せな気持ちになりますし、この方がこのジャンルで小説を書いてくれて良かったと心から思います。
ですがそれと同時に、自分の拙い小説がとてもつまらないものに思えて、こんなに素敵な作品を書いてくださる方がいるなら、わざわざ自分で書くこともないな、と思ってしまいます。努力して、自分でもこんな風に素敵な作品を書けるようになりたいな、とも思いますが、努力だけではどうにもならないこともありますよね。その方の作品は本当に、私がどう足掻いても書けないような素晴らしい完成度なんです…。
その方は以前に他のジャンルでも小説を書かれているようですし、きっと相当努力もなさっていて、最近小説を書き始めた私とは実力に差があって当然だとは思うのですが、これからどれだけ努力しても、その方のレベルで書けるようになる気が全くしません。
抹茶ぷりんさんがブログの中で二次創作と嫉妬についてお話されているのを拝読しました。私は嫉妬というよりも、埋めがたい実力の差を感じて小説を書くモチベーションが落ちてしまう、という感じなので、お話されていたこととは趣旨がずれるかもしれませんが、このような場合に創作についてどのように関わればよいか、お考えがあればぜひ伺いたいです。

【回答】
お返事大変遅くなってすみません。
お気持ちはわかります。
>これからどれだけ努力しても、その方のレベルで書けるようになる気が全くしません。
…とありますが、そう考えるのはまだ早いんじゃないでしょうか。
時間の経過というのはすごいものです。
あなたが毎日書き続けていれば、数年後にはそのジャンルで一番になっているかもしれません。
数年も経たなくても、物凄い勢いで成長する人もいます。やってみなければわかりませんよ。
とにかく、あまり気負わず、楽しみながら、作品を量産していけば、結果は必ず出ます。たとえその人を超えられなくても、書き続けた時間は絶対に無駄にはなりません。頑張ってください。


【メッセージ】
抹茶ぷりんさんのはてなブログ、面白くて一気に読んでしまいました。
共感できるとこ、なるほどそういう考え方もあるのかと知見を広げられたところ、たくさんあってとても楽しかったです。

お尋ねしてみたいことがあります。
私は字書きで、兼、素敵な二次創作作品を見たら感想を書いて送ることも大好きな人間です。
感想を送るハードルは私の中ではとても低いので、良いと思ったら良かったことを率直にその人に伝えたいと思ってます。それがその人のやる気に繋がればラッキーだし、私自身も、それを最高!と思った自分のパッションをどうにかすることができたというだけで満足なので、お返事はあれば嬉しいけどなくてもいい、読んでもらえたら嬉しいけど最悪読んでもらえなくてもいい、そんな気持ちでいつも感想は送ります。
相手のためでなく、自分のために感想を送るのだという気持ちを忘れないことが精神衛生上大事だと思っているからです。

そこでなのですが、「普段は××なネタは苦手で読めないけれどあなたの作品だから読みました、面白かったです」といった内容の感想文について、抹茶ぷりんさんはどう思いますか?
ご自分が受け取ったらどう感じるか、ご自分でもそういった書き方をするかしないか、するでもしないでもその感想を送った人は何が目的だったのか、ご意見お伺いしてみたいです。

というのも、私は読み専の時代から、こういうった文面は相手方にとって失礼な言い方だと思っていたし、自分が字書きになって実際にこういった感想をもらった時に心底思ったことは、苦手なシチュなら読まなくていいのにな、ということでした。
どんなに私と仲が良くても、どんなに私の他の作品が好きでも、苦手な要素があるなら読まなくていいし、読んだ報告も読まなかった報告もいらないです。
読んでもらえなかったからってその人を嫌いになることもありません。
事前に苦手なら読まなくていいですとツイートや注意書きにも書いてます。なのに読んで、良かったとわざわざ伝えてくるのは何がしたいのでしょうか…。
自分の中の苦手を覆すような作品に出会えた感動を伝えたいのかなと考えたのですが、私が読み手だとしたらその感動は作者に伝えるべきことではないと思うだけに、相手の思考回路がわかりません…。

【回答】
お返事大変遅くなってすみません。ブログの感想ありがとうございます。
苦手を克服できて、素晴らしいものに出会えた、というのはものすごい感動体験ですし、自分の世界観が変わる重大な出来事です。
私も、それまでは地雷だったシチュをある人の作品のおかげで好きになれたことがあります。この感動を相手に伝えたいというのは、普通に作品を読んだときの感動を作者さんに伝えたいのと同じ感情です。知らなかった世界を教えてくれた人に、感謝を伝えたいという気持ちです。
ただ、書き方によっては相手に失礼になってしまうので、注意が必要ですよね。もちろん「地雷だった」「苦手だった」は禁句です。「あまり興味がなかった」程度に留めておくべきだと思います。
要は、書き方次第かなぁと。


【メッセージ】
先程のマシュマロと同じ人間です。
私が気になったことは、「普段は苦手で読めない傾向だがあなたの作品だから読めた、読んだ、面白かった」という感想に対して何のわだかまりもなく心の底から「嬉しい感想だ!」と思って受け取ることができる人は、なんでそんなふうに受け取ることができるのだろうか…という部分も含んでいると思いました。

「自分の作品で誰かを沼に落としたい」欲があったりしたら、嬉しいのでしょうか。
自分の作品が人の考え方に影響を与えたかどうかに喜びを感じる方なら、嬉しいものなのでしょうか…。

【回答】
これは、おっしゃるとおりだと思います。


【メッセージ】
突然申し訳ございません。承認欲求と向き合う事は難しいです。私はそれが元で人を傷つけてしまいました。
他人が呟いたネタで創作するのは楽です。しかしそれはその楽さと同時に呟かれた方の絶え間なき努力を踏みにじってしまう行為だと私は思います。

しかしながら私はこのことを理解していませんでした。
理解したのは他人を傷つけてしまった後です。もうどうしようもありません。
どうして軽率な行為をしたか?承認欲求が強くなってしまったからです。
少なくとも誰かが呟いたネタを元に書けば呟いた本人や周りから反応が貰える。
そう最悪な判断をしてしまったからです。書きたいから書く、ではなくいつしか見て反応が欲しいがために書くになっていってしまっていました。
だからこそ傷つけてしまいました。その方のキャラや世界観の解釈を踏みにじってしまいました。そんな後悔の気持ちばかりの日々です。謝罪してももう傷つけてしまったのだから拭い去ることは難しいように思われます。私も傷つけた分傷は癒えません。これは同情して欲しいわけでも、悪くないよと言って欲しいわけでもありません。叩かれても当然なことをしたんだ、そう思っています。

そんな事をした私が再び筆を取って良いのでしょうか?
書きたい、そう思っても傷つけた頃のことが頭を過り進みません。
これは誰かのネタではないか?解釈などが同じではないだろうか?
だとしたら私のような未熟者が書いていいのだろうか?
そのような事が浮かび仕方ありません。

一次創作はやったことありませんが、二次創作が疲れるなら一次創作のほうが良いのでしょうか?

【回答】
お返事遅くなってすみません。
一次創作でも二次創作でも、どんなシチュエーションや設定やアイデアも、いつかどこかで使い古されたものばかりですよ。
あなたはもう十分反省されたのですから、これ以上気にすることはないと思います。
人生、開き直ることも必要ですよ。


【メッセージ】
抹茶ぷりんさん、初めまして。創作を始めて1年ほどの字書きです。抹茶ぷりんさんのブログを拝読して、自分が感じていた不快な感情や違和感の正体について言語化され、解き明かされたように思いました。有益な記事を、ありがとうございます。
今回は「感想」について、まとまりのない主張になってしまいそうなのですが、語らせてください🙏
抹茶ぷりんさんが、「感想職人がマイナージャンルの二次創作を支えている」と題して書かれていた記事について、とても共感いたしました。
私も、いいねやブクマを多く貰えるより、たった1通でも熱烈な感想をいただける方が嬉しいな、と思っています。支部でブクマをそれなりにいただけても、感想は1件も貰えない、ということも多いのですが、ブクマやいいねはその人がどの程度の熱量でしてくれたものなのか、どこをいいと思ってくれたのかが伝わらないので、感想をいただけることに比べるとどうしてもありがたみが薄れてしまうかなと思います(贅沢を言っているのは承知ですが…)。
ただ、私自身が読み専門だった時、感想を送ることはおろか、ブクマという機能の存在すらろくに認識しておらず、素晴らしい!と思う作品に出会っても、いいねもブクマもせずにそのまま、たまに読み返したくなったら覚えているキーワードで検索をかけて探し直す、という方法を採っていました(今思うと本当に愚かな話です)。
言葉が出てこないから感想を送らないのではなく、支部で読んだ作品に感想を送る、何かしらのアクションを取るという頭がまるでなかったのです…。自分が創作する側に回って初めて、そのアクションがいかに重要かに気づいたので、そうでなければ今も同じやり方で創作を楽しんでいたかと思います。過去に出会った本当に素敵な作品たちに、自分が何ら反応を示さなかったことを、今になって猛烈に後悔しています。心には確かに感動があったのに、それを一切形にして伝えられませんでした。
もしかしたら、二次創作を楽しんでいる人の中には、過去の私と同じようなスタイルの方がそれなりにいるのではないか、と思っています。そうだとしたら、創作者にとってたった1通の感想がどれだけ価値を持つものなのか、もっと広まってくれたらいいなと、過去の自分の行いへの反省も踏まえてそう思っています。実際には、だから感想ください!と自分から言うのもなかなか勇気がいるのですが…。

【回答】
お返事遅くなってすみません。
ブログの感想ありがとうございます。
作品を読んで良いと思っても感想を送るということを思いつかない、ブクマやいいね等の機能を知らない、使っていないという人は確かに多いと思いますよ。
ブクマやいいねの数に創作者がどれだけ一喜一憂しているのか、一通の感想にどれほどの力があるのか、本当にもっと広まってほしいものですね。


【メッセージ】
はじめまして。いつも心強いツイートを流して下さり活動する上で大変心の拠り所にしてます。
少し、愚痴と言いますか…吐き出してもいいでしょうか…
私は字書きの鍵垢です。
フォローする人数を絞るタイプなんですが、界隈でも有名で仲良くしてくださる方々が先日nmmnについてをオープン垢で話してるのを見てしまいました。途端に嫌悪感が増し、元から固定厨の自分と固定思考じゃないその方々とは合わなかったんだ…と思い、
しかしブロ解の勇気は出ずミュートにする事で平穏なTLを保っています。
しかし空リプ系を見落とす可能性云々を考えるとどうも落ち着かず、むしろその方々と繋がっているのすら、他の方にどう思われるのか気になり最近ドッとSNS疲れしてしまいました。創作意欲も欠片も湧かないです…。
1度繋がって仲良くしてた時期がある手前、八方塞がりな気持ちでしんどいです…
という愚痴でした。
どこにも書けずしんどかったので投げてしまいました~すみません

【回答】
お返事遅くなってすみません。
その方と繋がっているからといって、周りの人から何かしら思われるというのは考えすぎだと思いますよ〜。
でも、気になり始めると気になって止まらないんですよね…。わかります。
思いきってブロックしてしまえば、意外とスッキリするかもしれませんよ。
時間が経ったのでもう解決されているかもしれませんが…。


【メッセージ】
はじめまして。抹茶ぷりん様のブログを拝見させていただいて、Twitterからマシュマロへ辿り着きました。
私はずっとROM専だったのですが、今ネットで話題となっている某漫画に影響され、自分でも一日一本書く修行をやってみようと思い、ハマっているCPで二次創作を始めました。書くにあたって抹茶ぷりん様の長い小説を書きたい人への記事は何度も読ませていただいています。
そして、つたないながらも何作か自分でおもしろいと思えるものを書き上げることができるまでにはなりました。
そろそろネットにアップしたい、とpixivのアカウントを取ってみたりしたのですが、まだ投稿には至っていない状況で、悩んでおります。
理由は様々で、ちょっと過疎気味のジャンルなので投稿するとしばらくは検索して一番上に表示されてしまうと気恥ずかしいということ。
書かれている方たちの界隈が狭く、ぼっちになる覚悟が必要だということ。
自分はTwitterもやっておらずまったくの無名だということ。
ほとんどがショートショートだということ。
そして、自分で出来がいい!と思えるものが原作から離れたパロディが多く、CPの糖度が低いということです。
それでもアップするのですから、そのCPが好きな人には読んでいただきたいと思っています。
人から影響を受けやすく、黙々と活動したいのでTwitterはしないし、ぼっちでもいいと決めたはずです。
現状1万字書くのが難しいのもあるけれど、私の人生を変えた作家さんのショートショートに憧れて、この字数で書いているし、パロディだって俺得ですから、私は自分の書く話が好きです。
そこまで答えを出して割り切ってたはずなのに、同じことでぐるぐる悩んで、結局だめなんじゃないかと思い、投稿できずの堂々巡りを繰り返してます。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
結局決めるのは自分なのはわかってるんです。でもこうやってだれかに聞いていただけて、本当に良かったです。
ブログの感想もロクに書かずに申し訳ありません。
これからも、きっと、ブログを何度も読ませていただくと思います。
最後にもう一度、本当にありがとうございました。心から感謝しております。

【回答】
お返事遅くなってすみません。
ブログを何度も読んでくださりありがとうございます。
結局、支部にはアップされたのでしょうか?
過疎気味のジャンルということですが、そのジャンルを現時点で好きな人にとってはひとつでも多く作品を読みたいのではないでしょうか?
創作活動は自分自身のためですが、それによって救われる人もいます。
無責任かもしれませんが、あまりあれこれと考えすぎずに軽い気持ちでアップしてほしいと思います。


【メッセージ】
少し疲れたので愚痴を吐かせてください。
それなりに大きいジャンルで初めて二次創作小説を書いているのですが、初めて参加したイベントでは2冊ほど。支部で作品をアップしてもほとんど反応がないのですが、そのジャンルが好きでずっといます。

友人が最近二次創作小説を始めたらしいのですが(別ジャンルです)初めてのイベントで完売し、反応や感想もそれなりにもらえると毎回話を聞きます。
正直辛いです。
別ジャンルだとしても、反応がもらえない自分の作品は価値がないように思えて辛いです。

人は人、自分は自分と思っていても、創作モチベーションが下がる一方です。
どうしたらいいでしょうか…。
一方的な吐き出しですみません。

【回答】
お返事遅くなってすみません。
どうしたらいいでしょうかということですので、現状をどうにかしたいとお考えなのですよね。
でしたら、納得のいくまで反応が少ない理由を分析して、自分ではどうにもできない理由ならば「しかたない」と諦めるしかないと思います。
現在、支部では♡喘ぎ、濁点喘ぎやとにかく過激なエロであればブクマが多く付くという状況です。それがわかっていながら、そういう小説を書かずに自分の書きたいものを書き続けている字書きさんが多いです。みなさん、どうすればブクマが伸びるかわかっているのにやらない。自分の書きたいものを書かないと意味がないと思っているからです。
本当に自分が書きたいものを書けているなら、反応がすくなくても仕方がないと諦めるしかないんです。諦めきれなかったら、愚痴るぐらいしかないです。
つらいですね。


【メッセージ】
創作関係の愚痴や悩み募集してますとのことですが、本当にマロしちゃっていいんでしょうか…?吐き出させてください。
新しいジャンルで小説を書き始めたばかりなんですが、前からのつながりを全部断ち切ってきたので壁打ち状態です。移った先は斜陽ジャンルで支部では絵も小説もどちらかひと月に一度更新があればいいほう。でもTwitterでは古参の人たちが、CPのことを語り合ってたりする。そんな中で、支部でひと月一度以上の頻度で更新してます。Twitterはやってません。
交流する気もないし、感想とか、そりゃあ貰えればうれしいけど、貰うつもりもあんまりないから壁打ちをしてるんですけど、繋がりないと読んですらもらえないんだなーって痛感してます。現実ってキビシイ! 読んでもらうことも贅沢なことなんだって思い知りました。市場があってないだけかもしれないけど。
それで、抹茶ぷりん様のブログの記事、ああこれほんとなんだ……って。
まだまだ書きたいし投稿してない話もSS含めたら50以上あるけど、このままじゃいつか挫けるんだろうなって思ってます。チキンレースですよ。

【回答】
お返事遅くなってすみません。
今、二次創作やっててTwitterやってないと結構キビシイですよね。
支部はあまり見ていなくて、Twitterは毎日見ているっていう人が多いと思います。
Twitterは交流だけでなく宣伝にも使えるツールです。交流する気がなくてもTwitter始めてみてはいかがでしょうか?







有料感想サービスはオススメですよ

前回に引き続き、皆様からマシュマロにてお寄せいただいた愚痴やご相談と回答をまとめました。


【メッセージ】
抹茶ぷりんさん、はじめまして。
薄暗い愚痴を入れる目的で筆を取ってしまいすみません。ブログやTwitterのつぶやきを拝見して共感する部分が多く、聞いてほしい気持ちが募ってしまいました。

私は二次創作をしている字書きです。
いわゆるニッチや地雷と呼ばれる作風で、好きな人にだけ目に留めてもらえたら良いと思い創作をしています。

今の界隈で一番声の大きい方は字書きの方です。絵師字書きROM専問わず多くの方と交流をされています。
ただ、私はこの方の性格が苦手です。オープン垢での見るに耐えない下ネタでいつも盛り上がっていて、私には誰が一番キチな発言をするのか競っているようにも見えました。
それだけならその方と周辺の人をミュートにすればいいです。ですが界隈はそこまで広くないため横の繋がりが広がり、積極的に空リプや交流をしない私は輪の中から外れました。
界隈の字書きはほぼ全員声の大きな字書きの方と繋がっています。絵師も全員とは言いませんが大半は繋がっていると感じています。

それ自体はいいです。交流をしない選択をしたのは自分ですし、作品さえ読んでもらえたらと思って創作を続けていました。
ですが、界隈で最近小説を書きはじめたという方の評価が私よりも遥かに上で、悔しさで泣きたくなりました。
特別うまくもなく読みやすいわけでもありません。シーンだけを並べているそれが界隈内で「フォロワー!必読!最高!」ともてはやされていました。

悔しさで界隈の書き手を全員ミュートにしました。
ミュートにした理由は、私のことをないものと思われていることに気付いたからです。
最初は好きですと言ってくれた人たちが徐々に反応しなくなったのが手にとるようにわかりました。
理由はおそらく、私が交流をしないから。失礼な発言をするほどやりとりをした覚えもなく、地雷表記は徹底していただけに、他の理由が思いつきませんでした。

幸いにも私の作品を読んでくれる方はいます。最近アップした話はROM専の方だけではなく界隈外の人からも評価をもらいました。
でも、界隈の書き手は見てくれません。最低限のやり取りはしていたのに、交流をしないだけで読まれない界隈に失望しました。
取り留めのない愚痴を綴ってしまいすみません。
抹茶ぷりんさんの創作活動も健やかになりますこと願っております。


【回答】
お返事大変遅くなってすみません。
お辛い思いをされましたね。
いますよね、やたらと声が大きい人って。そういう人が苦手な気持ち、わかります。私も似たような経験があります。
でも、交流をしなくなったというだけで作品に反応してくれなくなるのは、さすがにひどいですね。
Twitterってそういうところ、ありますよね。本当に面倒くさいですね。
でも、マロ主さんはROM専の方や界隈外の方から評価を貰えているとのことなので、実力がある方なのでしょうね。その点は良かったですね。
最近小説を書き始めたばかりの人がもてはやされているのを見ると、私もものすごく嫉妬してしまいます。
自分が勝手に神と崇めて憧れていた字書きさんが、実は数ヶ月前に書き始めたばかりだと知ったときはかなり落ち込みました。
嫉妬という気持ちばかりはどうにもコントロールのしようがないですね。時が経って治まるのを待つしかないです。
お互い楽しく創作活動できるといいですね。


【メッセージ】
こんにちは!いつも楽しく苦しくツイートを拝見しています。
質問なのですが、抹茶ぷりんさんはリツイートされていたような「有料で感想をもらえる」システムを利用しようと思いますか?
煽りではなく、こんなふうに自分の創作を読んでもらい、感想をもらえるシステムがあるんだなぁと驚いたのですが、どうしても感想がほしい、ステップアップのために友達じゃ指摘しづらいことも言ってほしい人には良いシステムな気がしました。
抹茶ぷりんさんは感想がほしいと仰っていましたし、これらの情報をリツイートされていたので、試されたことはあるのかなと気になって伺いました。
もし利用されたなら、どんな手応えだったか教えて頂きたいです。


【回答】
お返事大変遅くなってすみません。
有料で感想をもらうサービス、利用したことありますよ!
しかも「悪いところは指摘しないで、良いところだけ褒めてください」ってお願いしました。
そういう依頼で書いてもらった感想だとわかっていても、もらったら嬉しかったですし、モチベーション上がりましたよ。
基本的に自分の作品に自信があるからなのかもしれませんね。お世辞だとか思えずすんなり信じることができました。
疑い深い人にはお勧めできませんが、素直に受け取れる人にはお勧めです。
もちろん、自分では気付けない悪いところが知りたいという人にもお勧めですよ。

有料感想サービスはココナラでたくさんの人が出品しておられます。↓




【メッセージ】
千文字前後の小説って短いのでしょうか?
普段一万文字前後で書く方が五千文字前後で書いて、それに対して、今回は短めの内容と言ってて、五千文字で長く書いたと思う私にとっては、私ディスられてるのかなあと思い、小説に詳しい抹茶ぷりんさんに聞きたくてマシュマロ送りました


【回答】
千文字の小説はかなり短い方ですよ。
五千文字で短めというのも単なる事実で、disられていると思うのは考えすぎだと思います。
一例として、長編小説は12万文字以上、中編小説は4万~12万文字、短編は4000~4万文字、ショートショートは800~4000字、それ以下は掌編小説、ととあるサイトに書いてありました(諸説あります)。
小説が長いか短いかは書き手の主観で決まるものではありませんので、自分にしては長い方だと感じられても客観的に見れば短いということはあります。
二次創作は特に短い小説を書く人が多い印象があります。なので、勘違いされている方も多いようですが、一般的には上記のような括りがあります。
某天才字書きさんの漫画でも「七万字の小説」がすごいことのように描かれていましたが、七万字でも長編ではなく中編なんですよね……。


【メッセージ】
とある界隈で、二次創作(小説)をしている者です。二次創作に対して悩みを抱えていたところ、こちらのアカウントを拝見し、藁にも縋る思いで、気持ちを吐き出させて頂きたいと思いました。お見苦しい長文になってしまうことをお許しください。

私はこれまでいろんなジャンルを転々とし、どの界隈にいても文字を書いていました。しかし、どこの界隈に行っても、「全く評価を貰えないわけではないが、人気文字書きというまでにはなれない」という評価しか貰えないのです。そういうわけなので、自分の小説は面白くないんだなと自覚しているのですが、それが自分にとってすごく苦しいのです。吹っ切ることもできません。その上、私には「神文字書き」と呼ばれている人に強い憧れがあります。多くの人に称賛されている様が、心から羨ましいのです。
ですが、評価が貰えないからと言って、万人ウケしそうなネタを書く…ということは一切したくありません。「評価を貰うために」小説を書くことはしていないつもりです。いつも書いた後に、欲しかった分の評価がもらえなくて落ち込むのですが、時間が経つとまた書きたいものを書いています。結局書くこと自体はとても楽しいのです。

このような感情を抱いている理由もわかっています。私自身を、私自身で評価することができないのです。他人に「あなたの作品は面白いね」と言われて初めて「私の作品は面白いんだ」と安心感を抱きます。自分で自分を満足させることができないせいで、承認欲求やら虚栄心やらが育っていったのか、いつしか、「二次創作が楽しい」気持ちと、「他人にすごいと思われたい。たくさんの評価が貰えないと私の作品に価値はない」という気持ちが、両立する状態になってしまいました。

「二次創作は自分のためにやるもの」であることはわかっています。しかし、そう吹っ切れたら苦労しない、というのが本音です。

もう、評価されている他の文字書きさんに嫉妬するのも、自分の作品は面白くない、価値がないと強烈な劣等感に苛まれるのも、評価がもらえるもらえないで不安を感じ続けるのにも、疲れてしまいました。どうしたら心から、評価を気にせず伸び伸びと書けるようになるのでしょうか。

お見苦しい愚痴を送ってしまい、申し訳ありません。そして、このような愚痴を受け止めるマシュマロを設置してくださり、本当にありがとうございました。


【回答】
お返事大変遅くなってすみません。
ご自分の作品を面白くないと決めつけてしまうよりも、たとえば有料の感想サービスでも使って感想をもらって自信を付けたほうがいいと思います。
ココナラというサイトでは、感想サービスをやっている人が大勢いらっしゃいます。



中には二次創作やBLもOKという人もいらっしゃいますので、一度試してみてはいかがでしょうか?
ただ、それでも他の評価されている字書きさんを見て嫉妬してしまうのは止められないかもしれませんが……。少しは気持ちがラクになるのではないかと思います。


【メッセージ】
抹茶ぷりんさんこんにちは。以前よりツイートを拝見し、共感させていただいております。
当方字書きです。以下愚痴です。

半年ほど前から、大規模ジャンルの中堅カップリングで小説を書いていますが、そのCPの読み専の頃から憧れていたとある描き手の方にフォローしてもらいたい、認知されたいという気持ちに悩まされています。
その方はCPの中でもかなりフォロワー数が多い方で、同CP者なら名前を知らない人はいないような存在だと思います。
私もジャンルのアカウントを作ったときからその方をフォローしていますがフォロバはされていません。いいねすらも一度もされたことはありません。
その方がフォローしている字書きさん達の作風は私とは全く違っていて(例えば自分が長文シリアス書きだとするとその方々は短文イチャラブが中心という感じです)正直苦手な書き手さんも多いです。逆に私がいいなと思っている字書きさんは誰もその方からフォローされていないので、単純にその方とは全く好みが合わないのだと思います。
好みじゃないだけ、と自分を納得させようとしてもどうしても悔しいし、フォローされている字書きさん達に嫉妬してしまいます。苦手な作風の方々なので余計に悔しいんだと思います。

ありがたいことに作品を上げるごとにフォロワーは増え、憧れていた他の絵描きさんや字書きさんからフォローしてもらえたり、RT等で反応してもらえるようになりました。
それだけで十分満足すべきだと分かっているのに、それでもその方からはどうしても反応が貰えないことが気になって、落ち込んでしまいます。
少し前にも苦手なタイプの新規の字書きさんがその方から新たにフォローされているのに気付いてしまい(フォローされて喜んでいるツイートが目に入りました)落ち込みました。
もちろんCPが好きだから二次創作をしているというのが一番の理由ですが、二次創作を続けていく上で、憧れの方に認知してもらうというのは自分の中での目標でありモチベーションにも繋がっています。でも今はそれに振り回されている状況です。
もう完全に私が眼中に入っていないことは分かっているので、いい加減その方への執着心を忘れたいです。いっそのことミュートやブロックなどしてその方のことは一切見ないようにすべきでしょうか。
ご意見等頂けましたら幸いです。


【回答】
お返事大変遅くなってすみません。
私も同じような経験があります。界隈の神絵師さんが好きで好きで、憧れていて、認知されたくて気に入られたくて……。こちらから何度も感想を送ったので幸い認知はされたのですが、フォローもいいねもされることはなくて、なのにその絵師さんが他の字書きさんに作品を書いてもらった!と嬉々としてRTしていたのを見て悔しくて泣きました。
その方はどうやらリアルで会ったことがある人としかネットでも交流しない主義だったみたいです。
結局私はその人のアカウントをミュートしてスッキリしました。でも今でも思い出すとモヤモヤしますが…。
やはりブロックかミュートをして見えないようにするのが一番良い方法だと思います。


【メッセージ】
ツイッター上での字書きの人権の無さに筆を折りたくなります。
私が自作を投稿して宣伝ツイートをしたところでリツイートもいいねも0なのに神絵師が私の作品が良かった〜と紹介ツイすればそのツイートにはリツイートいいねが大量に付きます。
なんだったらその神絵師のマシュマロに「紹介ありがとうございました!□□□□な小説最高でした!」「私もこの話読んでました〜◯◯なシーンに萌えまくりました◯◯の台詞が◯◯で予想を裏切る展開で…!!紹介ありがとうございます!」なんて感想が山のように届いて神絵師が御礼の返信をしています。
当然ですが私のところには感想なんてひとつも届きません…。
苦しくて苦しくて界隈の人が嫌いになりそうです。


【回答】
お返事大変遅くなってすみません。
なんですかそれは……。
感想なら作者ご本人にお伝えすればいいのに。なんだかひどいですね。みなさん神絵師さんと交流することに必死なんでしょうかね。でもそれなら作者さんにいいねの1つでも押してくれてもいいのに…。
元々、字書きと絵描きにはTwitter支部でのいいね数に差がありすぎますよね。これはどうにもならないことなんでしょうかね。私も辛いです。




腐女子の皆様の愚痴・相談

マシュマロに寄せられた愚痴・ご相談とそれに対する回答をまとめました。


【メッセージ】
抹茶ぷりんさん、こんにちは。
愚痴を言いたいので投稿させてください。

TLに絵描きさんが書いた画像SS(内容をフォローする後書きマンガ付き)が流れてきました。
私から見ると会話文とSSの中間?のような中途半端な文体だったり、視点もコロコロ変わったりして、あまり良い出来ではないと思うのですが、字書きさんのSSと同等かそれ以上のいいね&RTを受けていました。

正直不愉快です。

絵描きでマンガが描けるならマンガで全部表現して欲しい。
まるで字で表現する方が楽だからそっちを選んだように私には見えてしまいました。
私も字書きの端くれですが、私が色々調べたり、表現に悩んだりしながら書いたSSは上記のSSと同等かそれ以下なのかと考えると本当に切ないです。

お目汚し失礼致しました。


【回答】
半年もお返事せずにいてすみません。
お気持ち、よくわかります。
自分より明らかに下手な文章に、人気のある絵描きだからという理由でいいねやRTが多く付いていたら、私もイラッとすると思います。やはり、しょせんTwitterのいいね数なんて正当な評価ではなくて、馴れ合いの結果なんだろうなと思います。そうとわかってはいてもせつないですよね。



【メッセージ】
抹茶ぷりんさんこんばんは。
愚痴や悩みというより迷っていることなのですが、聞いていただけますか?

私も評価や感想がほしくてたまらない人間です。もともと長文書き(といっても1万とか2万とかですが)なので支部メインですが、一応Twitterもやっていて、支部投稿時にリンクを貼るほか、文庫メーカーさんで作成したSSをツイートしたりしてます。
支部はカプタグで検索する方が一定数いるからか、多くはないですがほどほどに安定したブクマ数をいただいてますが、Twitterはフォロワー数がかなり少ないので影響力のある同カプさんにリツイートされない限りいいねは伸びず、Twitterで投稿したSSと支部作品を比較すると、ほとんどの作品がTwitterのいいね数<支部のブクマ数です。
ただ、Twitterの方が感想(?)はもらえるんですよね…。一言、「ああ…しわわせ…」みたいなので、エアリプなことが多いのですが。支部でコメント等するよりは断然ツイートしやすいんでしょうね。

抹茶ぷりんさんでしたら、支部でブクマが多いのと、Twitterで(いいねは少ないけれど)ちょびっと感想らしきものを目にできるのと、どちらを主軸にしたいと思いますか?
作品の文字数次第なので今後もどちらも利用するとは思いますが、どちらに比重を置こうかなぁと考えているところでして。参考にご意見をお伺いできれば嬉しいです。


【回答】
お返事大変遅くなってすみません。
確かに、Twitterだと気軽にエアリプできるのでしょうね。そういう一言だけの感想ありますよね。うーん、私ならどちらかなんて選べませんね…。支部のブクマ数も励みになりますし、Twitterでの感想もほしいです。どっちに重きを置くかとかは考えずに、両方やっていくと思います。というか、実際そうやってます。


【メッセージ】
抹茶ぷりんさん、はじめまして。
私は見る専の者です。
創作をされる方にはいつも楽しませてくださって感謝しかなく、モチベーション上げてくれたら嬉しいと思った中、ぷりんさんのブログに辿り着きました。
特に「感想職人がマイナージャンルの二次創作を支えている」の記事はとても参考になりました。
全く接点のない作者の方への感想は躊躇いますが、これからは遠慮なく送ろうと思いました。

そこで質問です。

【質問】以下のことを言うのは作者の方に失礼にあたるでしょうか?

【内容】特に素晴らしい作品を生み出される方を「四天王」的に呼ぶことです。

【詳細】私はあるジャンルのカプABを推しています。
それでつながったフォロワーの一人がツイッター上で特に素晴らしい作者様を「AB四天王」と勝手に呼んでいるのです。
確かにその方々の作品は素晴らしいです。
が、ABの創作をされる方は四天王の他にもいます。
その「四天王」以外の方に失礼じゃないかと私は思うのです。
「AB四天王の◯◯さんの作品が~」とタイムラインに流れてくるともやっとします。
ジャンル内でもメジャーではないカプなので、すべての作品が貴重で、すべての作者さんに私は感謝しているので、正直特に好きな作風はありますが、誰のが特にいいとかは表に出したくありません。
作者さん的に「四天王」などと呼ぶ事、どう思いますか??
私が気にしすぎでしょうか?

長文読んでいただき、ありがとうございます。
抹茶ぷりんさんの創作活動を応援しております。


【回答】
お返事大変遅くなってすみません。
なかなか難しいご質問ですね。
個人的な気持ちとしては、自分が四天王と呼ばれる側なら嬉しいですが、そうでないならTLなどで見かけた場合嫉妬で狂いそうです。失礼かどうかと聞かれたら失礼ではないと思います。他の誰かの目に入らないところでなら(DMなどでなら)四天王と呼んでもいいんじゃないでしょうか。褒めているわけですから、言われて悪い気はしないと思いますよ。ただ、他の作者さんが見たら嫌な気持ちになる人もいると思いますので、人間関係を悪くしたくないなら、おおっぴらに言わない方がいいんじゃないでしょうか。狭い界隈なら特に。


【メッセージ】
初めまして。現在活動しているジャンルが自分一人しかおらず途方にくれています。正確にはイラストや活動している作品の設定でパロディを描いたりしてる方はいるのですが、カップリング物は皆無です。気の持ちようを教えて下さい


【回答】
お返事大変遅くなってすみません。
確かにそれはなかなかモチベーション上がりませんね。
自分が開拓者になるつもりで、周囲に布教しまくるしかないですね。布教のために二次創作やってるっていう人も大勢いらっしゃいますよ。
同士が増えてくれることをお祈りしております。


【メッセージ】
こんばんは。
大した話ではないのですが、抹茶ぷりんさんもリツイートされてた神字書きの漫画とそれに対する色んな人の反応を見て思ったことです。
私がいるジャンルは同人活動してる人が少ないです。だからか、そもそも神字書きや神絵描き(と思える方)に出会ったことがありません。
なのでおけけパワー中島的な人にも出会ったことがありません。
「こういう人いるいる!」という呟きをしてる方がたくさん居て、感情動かされて大変だなぁと思う気持ちと、神がいるジャンルにいるんだ…いいなぁ……と思う気持ちがない交ぜになりました。
今のジャンルが好きでまだまだ追いかけていたいので人気ジャンルに手を出してる時間はないのですが、そっちにいる人達が羨ましいな、とも思います。


【回答】
お返事大変遅くなってすみません。
人気のジャンルを好きになれる人ってうらやましいですよね。わかります。
私もマイナージャンルばかり渡り歩いておりますので。
でも、同人活動している人が少ない中でも神と思える人はいるので、幸せなんだなあと思いました。
神がいないのなら、自分が神になってやるぐらいの意気込みで創作するのも楽しいかもしれませんね。



ブクマ数と自己肯定感(ツイートまとめ)



小説を書くときの視点について

まず最初に言っておきたいのは、この記事は単に私が思ったことや言いたいことをまとめるために書いたもので、プロの作家でもないアマチュア字書き一個人の覚書にすぎません。マニュアルでも入門書でもありません。偉そうに上から目線でああしなさいこうしなさいと指図するつもりはないですし、興味がない人は読まなくていいです。自分の小説に既に自信がある人も、書き方を変えるつもりがない人も、読む必要はありません。
興味を持って読んでくれた人も、自分には合わないなと思ったらそっと閉じて忘れてください。ここに書いてあることが正しい!みんながこうすべき!とは思っていません。

ただ、これから小説を書いてみようという人や、書き始めたばかりの人、書き方がわからない人、より良い小説を書くには具体的にどうすればいいか知りたい人などに、届けばいいなと思って書いております。

本当はプロの作家さんが書いた入門書を読めば一番いいのですが……。


私も昔はそういう本をたくさん読みました。
で、初心者の頃に一番役に立った情報、そして今でも小説を書くときには常に頭に置いている重要事項がひとつあります。
私はそれを小説を書く人すべてに知っていてほしい、と思っています。それを知っているだけで、文章がぐんと読みやすいものになるからです。
もちろん、既に書いている人のほとんどは知っている基本事項なので、知っている人はこのブログは読まなくてもいいです。

ただ、ネットで見かける小説で、たぶんまだ小説を書き始めて浅いんだろうな…と思われる人のほとんどは、まずこれが出来ていない人が多いのです。
「知ってるけどよくわからない」「わかっているつもりで出来ていない」人もいるかもしれません。

それが、「視点」の問題です。

小説を書くときの視点というのは、「一人称」と「三人称」のニ種類に分けられます。

一人称とは、「ぼく」「私」「俺」などの自分自身を指す言葉のことです。
一人称で書かれる小説は、地の文(セリフ以外の文)が「ぼく」や「私」によって語られます。

つまり、主人公が自分のことを「ぼく」と言うキャラの場合、

『今朝ぼくは寝坊して学校に遅刻した』
『彼女はぼくを見てため息をついた』
『その光はぼくの体を包み込んだ』
『ぼくの胸に希望がわいてきた』

このような文で小説全体が構成されます。
そして、一人称の小説の地の文は伝聞(主人公が他人から聞いた話)以外はすべて「主人公視点」です。

視点というのは、映画やドラマでいうとカメラワークです。カメラがどこを映しているかです。
「主人公視点」の場合は主人公の視界、つまり主人公の目に見えているものしか(事実としては)描写できません。

それともう一つ、映画やドラマと違って小説では主人公の心の中の様子や体で感じる感触や感覚、感情や考えていることなども言葉にして書けます。

例えば漫画だとセリフ以外の思っていることを書く吹き出しの部分。
これは、一人称の小説の場合は主人公の思ったことしか基本的には書いてはいけません。
ここ、重要です。
マチュアの方が書いた小説で、一人称の小説なのに主人公以外の気持ちが書いてあるの、たまにあるんです。

ハッキリと『○○(主人公以外のキャラ)はこう思った』って書いてあるのは論外ですが、他にも『悲しくなった』『天にも昇るような気持ちで』『すがるような思いで』など、感情を主観で表すときに使う言葉は、主人公以外の登場人物に使ってはいけません。
なぜなら、語り手である主人公は他の人の気持ちなんて想像でしかわかるわけがないからです。

つまり主人公の想像としてなら書いてもよいので、上記の言葉を書き換えるとしたら、
『○○はきっとこう思っただろう』
『○○は悲しそうな顔をした(悲しそうに見えた、悲しそうだった)』
このように、主人公からどう見えているか、どのように思えるのかという書き方をするべきです。
主人公が他のキャラの内側に入っていって勝手に心の中を覗き見て語ることはできません。

それと、主人公視点の一人称なのに主人公の顔が見えているかのような描写も気をつけたほうがいいです。
たとえば
『おれは顔が真っ赤になった』
とか
『ぼくの顔が青ざめた』
鏡でも見ない限りは自分の顔色は見えないので、このような書き方は不自然です。
一人称で書く場合は
『おれは顔が熱くなった』
『ぼくの頭から血の気が引いた』
などと書くべきです。
一人称では、主人公の目からは見えていないはずのものは描写できません。

また、一人称の小説では主人公がいない場面の出来事は基本的には書けません。
どうしても必要な場合は『後から聞いた話だが、〜だったそうだ』というふうに伝聞調で書きます。
ただし、主人公が後でその話を聞くとストーリー上まずい場合や、絶対に主人公が知り得ない話は、たとえ伝聞調であっても書けません。
この点を考えると、登場人物が多く、主人公がいないところで話が進むような込み入った物語には、一人称は不向きと言えます。

ちなみにこれは余談ですが、もし途中で地の文の語り手を他のキャラと入れ替えたい場合は、大きな章ごとに区切るといいと思います。
その場合、語り手が入れ替わったことを早い段階で読者に知らせる必要があります。早めに名前を名乗らせるのが手っ取り早いと思います。

一人称の小説は、「主人公が書いた日記」だと思えばわかりやすいです。
日記には、自分が見聞きしたことや自分が思ったことしか書けませんよね。
ですから、一人称で小説を書くときには自分が主人公になったつもりで、徹底的にそのキャラになりきって書きましょう。

次に、三人称の説明をします。

三人称とは、「彼」「彼女」「あいつ」「あの人」など、自分以外の第三者を指す言葉です。
三人称で書かれる小説の語り手は、主人公ではありません。また、どの登場人物でもありません。
三人称の小説の語り手は、作者自身であり、透明人間であり、その作品の世界の神でもあり、架空の実況者でもあります。

腐女子がよく言う「推しカプが住んでる部屋の壁になりたい」という言葉の中の『壁』がまさにこれです。

三人称の小説の語り手は、登場人物たちの行く先々についていき、部屋の壁になったり天井になったり透明な空気になったりして、自由な視点から彼らを見ることが出来ます。

さらに、この語り手は登場人物の心の中も覗き見ることが出来ます。
時には主人公の中に入り込み、主人公の目を使って周りの世界を見て、まるで主人公本人のようにその気持ちを代弁することもあります。
また、主人公だけでなく他のキャラの考えていることもわかります。

ただ、気をつけていただきたいのは、主人公以外の気持ちを語りすぎるのはあまり良くない場合もあるという点です。
なぜかと言いますと、たとえばそれがラブストーリーの場合、主人公が片想いしている相手の気持ちが読者にすぐにわかってしまったら、面白くありません。

お互いの気持ちをバランスよく描写して、気持ちのすれ違いを敢えて明確にし、読者を楽しませたりハラハラさせる目的なら構いません。
ですが、「相手の気持ちがわからない」という悩みやせつなさ、もどかしさを描きたい場合は、ある程度は相手の気持ちを描写しないまま話を進めるか、あるいは最後まで主人公の気持ちだけを描写し続ける方がいいと私は思います。

また、恋愛ものに限らずとも、あまりにも視点や気持ちが複数のキャラに入れ替わるのはよくありません。読者が疲れてしまったり、ややこしくてわかりにくくなります。

三人称の小説で、複数のキャラが登場している場面では、視点をなるべく一箇所(一人)に絞った方がわかりやすいです。

三人称の小説を書くうえで重要なのは、「今、誰の視点で(誰の気持ちを)書いているのか」です。
これがわかりづらいと読者は頭の中が混乱してしまいます。

「今は主人公のA君から見た景色を描いているよ。今語っているのはA君の気持ちだよ」っていうのが読者に伝わらないといけません。
初心者さんの小説はこれがわからないことが非常に多いです。
たとえばA君目線で見たものを書いている次の行ではすぐにB君の気持ちを書いている。
これでは、読者は誰の気持ちを考えて読めばいいのかわからなくなってしまいます。
登場人物に感情移入できない小説は、読者にとっては読みにくかったりつまらないものだったりします。それに、感情移入できる小説の方が読者により深い感動を与えることができると思います。

また、視点が安定していても、セリフや行動が誰のものなのかわかりづらい文章もあります。
これをわかりやすくする方法は、主語を省略しないできちんと書くことです。

最近の二次創作小説は主語を省く文体がかっこいいと思われているのか?って思うぐらい主語がない文が多くないですか?
それでも、文章力のある作家さんならちゃんとわかるし読めるんです。
主語はただ省けばいいってもんじゃないです。かっこいいからといって、初心者が迂闊に真似するのは危険です。
私は、わかりにくいよりは、かっこよくなくてもちゃんと主語がある文章の方がいいと思います。

とりあえず最初は主語を書いておいて、後で読み返して重複しているところや無くてもわかるところは削除すればいいんじゃないでしょうか。

たとえば、

『Aは今朝寝坊して学校に遅刻した。
Aはせっかくやった宿題を家に忘れてきたし、最悪の気分だった。
Aが休み時間にふて寝していると、頭をこつんと小突かれた。』

全ての文に主語を入れると、「Aは(が)」という言葉が何度も出てきてしつこいですよね。
小説では、同じ言葉をあまり何度も繰り返さない方が洗練された文章に見えます。
なので、ここでは主語は最初の文だけに入れておいて、あとは取ってしまってもいいです。

『Aは今朝寝坊して学校に遅刻した。
せっかくやった宿題は家に忘れてきたし、最悪の気分だった。
休み時間にふて寝していると、頭をこつんと小突かれた。』

むしろ、この場面だけなら、主語がいっさいなくても大丈夫です。何故なら、ここではまだ主人公一人のことしか書いていないから。

でも、この後、主人公の頭を小突いた人物が登場すると、二人分の表情や動きの描写をしなければならず、主語が必要になってきます。

『顔を上げると、隣のクラスの友人Bが笑っていた。
「寝癖、ついてるぞ」と言われ、自分の頭に手を当ててみるが、触っただけではよくわからない。
「鏡見ないとわかんねえ」
「トイレ行って直してこいよ」
「ああ、そうする」』

この文章はさっきの続きで、最初の主語が「Aは」だったのでので、A視点で書かれているのだろうと推測できます。新たな登場人物Bが出てきても、変わらず主人公Aの視点のままだとすると、寝癖がついていると言ったのはBで、言われて自分の頭を触ってみたのは主人公Aだということが想像できます。

ですが、次のような文章だったらどうでしょうか?

『顔を上げると、隣のクラスの友人Bが笑っていた。
「寝癖、ついてるぞ」
「え?どのへんに?」
頭に手を当てる。
「鏡見ないとわかんねえ」
「トイレ行って直してこいよ」
「ああ、そうする」』

この場合、セリフが誰のものかわからないせいで、寝癖がついているのがどちらなのかもわかりませんよね。さっきの文章と違って、Bの頭に寝癖がついていて、それを見た主人公が指摘したようにも受け取れます。

これをもっとわかりやすくする方法は、動きに主語を入れることと、セリフの主が誰かを明確にすることです。

『Aが顔を上げると、隣のクラスの友人Bが笑っていた。
「寝癖、ついてるぞ」とBが言った。
「え?どのへんに?」
そう言いながら、Aは頭に手を当てる。
「鏡見ないとわかんねえ」
Aが言うと、Bは「トイレ行って直してこいよ」と言った。
「ああ、そうする」とBは言った。』

これは、小説の文章としてはどうでしょうか。状況はわかりやすいのですが、少しテンポが悪く読みにくいですよね。
セリフの一つ一つを誰のものか明記すると、どうしても「言う」とか「言った」とかが多くなってしまいます。くどいですよね。
これをたとえ「口にした」とか「尋ねる」「答えた」などに言い換えても、無駄が多くまどろっこしいという印象は変わりません。
ですから、いちいち全部のセリフを誰が言ったか書く必要はありません。
でも、全く書かないのもわかりづらいです。
だからセリフが連続するときは、最低限、つまり最初と最後だけ、誰が言ったのか書けばいいのです。
あとは文末のリズムなどを整えれば読みやすくなります。

『Aが顔を上げると、隣のクラスの友人Bが笑っていた。
「寝癖、ついてるぞ」とBが言った。
「え?どのへんに?」
Aは頭に手を当てる。
「鏡見ないとわかんねえ」
「トイレ行って直してこいよ」
「ああ、そうする」
そう言ってAは立ちあがった。』

こんな感じで、前のよりはだいぶスッキリしたと思います。でも、どのセリフが誰のものかわかりますよね。

会話文が多い小説を書く人は、この「最初と最後だけ誰のセリフかを書く」という方法を覚えておくと便利だと思います。

キャラの口調や性格(どういうことを言いそうか)の違いで誰のセリフか書き分けるという方法もありますが、よほど口調に違いがないと難しいですし、そもそも口調に特徴がないキャラもいますので、その場合は誰のセリフなのかきちんと書いたほうが読者にとっては親切です。
(ただし、小説は脚本ではないので「」のまえにキャラ名だけ書くというのはやめたほうが無難です。それだけで読む気をなくす読者もいます)

さて、ここで少し話を戻したいと思います。

さきほど、三人称の小説の語り手は「作者」であり「神」であり「実況者」でもあると書きました。

三人称の小説の視点は、よく「神様視点」と呼ばれます。
それは、語り手が登場人物からは見えない透明な存在でその場に居ることができるからです。
そして、この「神様視点」という言い方は、語り手が登場人物の心の中を自由に覗き見ることができるという意味も含まれています。

この神様がどんなタイプの神様なのかを考えることで、作風も変えることができます。

登場人物の感情に興味がなく、ただその場から見える情景と聞こえる声を淡々と語るだけの神様なのか、それとも、すぐに登場人物の心の中に入り込み、時には主人公とほぼ一体化してしまうような神様なのか。
これによって読者の好みもわかれます。

ダラダラと長い心理描写なんていらない、風景や人物の表情や動きを緻密に描写してほしい。登場人物の気持ちは自分で想像したい。そういう考えの読者もいます。
逆にハッキリとした心理描写を好む読者もいます。
どちらの書き方を選ぶかはあなた次第です。ハッキリどちらとは決めず、中間ぐらいが、実はちょうどいいかもしれません。

また、登場人物の心の中を見たがる神様は、2種類のタイプに分かれます。
一人の人物の心の中だけしか見ない神様なのか、あちこちいろんな人の心を覗いて見る神様なのか。

いろんな人の心の中を見る神様が語り手だと、読者が気持ちの切り替えに疲れてしまってついていけない場合があります。
少なくとも一場面の中では一人の気持ちだけを描いた方が好ましいと、私は思います。
ひとつの場面で複数の人物の気持ちが書いてあると、誰に感情移入したらいいかわかりませんから。

三人称で、視点や心理描写が別のキャラに切り替わる時は、やはり最初に主語を明確にして「今は誰のことを書いているのか」わかるようにし、少なくとも一つの段落の中では視点を統一した方がいいです。
「今、神様は○○(登場人物名)の心の中を見ている」ということを頭に入れて、意識して書くと書きやすいと思います。

また、登場人物の気持ちを「外側から覗いて見ている」のと「心の中に入って内側から見ている」のとでは、書き方も違ってきます。
前者だと他人事のように語り、後者だと、登場人物自身が自分のことを語っているのに近い書き方になります。

【例】
前者
『そんなBを見てAは、ふざけないで本当のことを言ってほしいと思った。』

後者
『そんなBを見てAは思った。ふざけんな、本当のことを言いやがれ。』

後者は、Aの思ったことが、A自身の言葉遣いでそのまま地の文に書かれています。
これが長々と続いてしまうと、読者がまるで一人称のように錯覚してしまい、別のキャラの視点へ切り替えたときに違和感を感じてしまうかもしれません。
でも、後者の方が臨場感があって感情移入しやすそうですよね。

登場人物の気持ちをどのような書き方で、どこまで描写するべきか。それは、あなたが読者に何を伝えたいのかによって変わります。

たとえば、この場面では主人公Aの気持ちをわかってほしいから、Bの気持ちは書かなくていい。
でも、つぎの場面でBが何を考えているのか、少し触れておきたい。ただし、主人公はあくまでもAなので、読者がBの感情に寄り過ぎないように、客観的に描写する。
……というように、読者にどんな感情を持たせる目的で書いているのかが重要です。

極端な例だと、主人公AとBの物語なのに、二人の喧嘩をたまたま目撃した通行人Cの気持ちを主観的に丁寧に描写してもなんの意味もありません。
ただし、そのときに目撃者がいた事実が後でストーリーに関わってくる場合は、Cの気持ちは書かずに、見ていたという事実だけを客観的に描写する必要はあります。

必要度によって感情の描写の仕方は変わるということです。

三人称の小説の語り手は、神様視点と呼ばれますが、基本的には自分の感情を持っていません。そこで描かれる感情はすべて登場人物の誰かのものです。
ですが、時には、自分の感情を持っていて、それをしゃべってしまう神様もいます。
勝手に先の展開を予想してみたり、自分の感想や希望を言ってみたり、読者に質問を投げかけてみたり。
これらは、一人称小説のときには普通にやっていることですが、三人称でやる場合には注意が必要です。
なぜかと言いますと、読者からしてみれば「おまえ誰やねん」状態だからです。

『Aは今朝寝坊して学校に遅刻した。
せっかくやった宿題も家に忘れてきた。バカだねえ、こいつは。でもさ、いい奴なんだよこのAって奴は。憎めないんだよ』

……なんて語られたら、「おまえ誰やねん!?」って思わずツッコミたくなっちゃいますよね。

でもこういう書き方は、コメディ調の作品でならおおいにアリなんです。
逆にシリアスな小説でこれをやってしまうと雰囲気が壊れますのでご注意ください。

または、コメディじゃなくても、ちょっとスケールの大きな物語の最初や最後に読者に語りかけたり、疑問を投げかけるような手法は、昔からよく使われていますよね。映画のナレーションみたいなものです。あれは最初か最後ならいいのですが、クライマックスで盛り上がってるときに語られたら邪魔ですよね。誰!?って思いますよね。

このように、本来ならその場に存在するはずのない語り手の感情を書いたり、存在をほのめかすことは、いわゆるメタ発言と同じようなものです。
登場人物に感情移入したりその世界に没頭して読んでいる読者がいきなりこれをやられると、一気に気持ちが冷めてしまいます。
メタ発言は、「この物語はフィクションです!作り話ですよ!ぜーんぶ嘘!本気にしないでね!」と登場人物が大声で言っているようなものです。
語り手が自分の感情や考えを語ることも同じで、その小説が作り話だということを読者の目の前に突きつけているようなものです。

小説はフィクションだから作り話に決まっている?
最初から作り話だとわかって読んでいる?

読者を笑わせるのが目的のコメディならそれでも構わないと思います。
でも、読者をハラハラドキドキさせたり、感動して涙を流させる、そんな小説が書きたい場合、それではダメです。

読者の心を動かすのは登場人物の本物の感情です。
たとえ架空の人物でも、物語の中では生きている。その世界に本当に存在している。そのぐらいの心構えでやらないと、そう簡単には人を感動させられる作品は作れません。
だから、精一杯、本物のフリをしてください。
そこに語り手が顔を出してはダメなんです。

でも、上手くやればこの手法で、笑えて泣けるコメディ感動作品なんてのも書けるかもしれませんが……。
その場合、語り手さんに感情移入してしまって最後まで「結局おまえ誰なんだよ!?」って思い続けそうです。

結論。
三人称は神様になりきって書きましょう。
極力、自分の感情は表に出さずに。
語り手に人格はいらないよ。

ちなみにですが、これ、漫画を描く人もよかったら気にしてみてほしいです。
漫画にも地の文のようなものがありますが、それが一人称なのか三人称なのか、誰の視点なのかというのを気にして描かれていると読みやすいと思います。
また、一場面の中で登場人物全員の心の声が漏れまくっていると、うるせーって思ってしまいます。
テレパシーで会話してるのか?と思ったりもします……。
登場人物の気持ちを、表情やセリフや動きじゃなくて心の声で表すときは、一場面では一人に絞った方がいいと思います。

小説をものすごく読み慣れている人は、この視点の書き分けが何も考えずにごく自然に出来ていたりします。とてうらやましいことです。
でも、ほとんどの人は意識して書かないと視点がブレブレになってしまう恐れがあります。
視点ブレブレなのは、映画で言うとカメラの手ブレがひどかったり、アングルが目まぐるしく変わって安定しないのと同じです。
視点をずっと変えるなとは言いませんが、変えるときは必要最低限のカット数で、なるべく自然に、誰の視点なのかを明確にしましょう。

さてさて、ここまで長々と視点について書きましたが、いかがでしたでしょうか。
だいぶ私個人の好みも入っていますので、あまり鵜呑みになさらずに、こういう考えで小説を書いてる人もいるんだな〜って参考程度に思っていただければ幸いです。


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